大学中退後、介護の仕事に就きました。

 

「大学中退」

私は高校卒業後、特に明確な目標などは持っておらず、学費が安いという理由もあり地方の国立大学に進学しました。

 

特にやりたいこともなかった私には大学の講義がどうしても退屈で窮屈に感じられ、学業に身が入らない分、社会勉強という大義名分でいろんなアルバイトをしていました。(ただの子供の言い訳にすぎませんがっ!)

 

その場の思いつきで、

「ここで働かせてください!」とレジの店員さんに言ったコンビニ勤務から始まり

居酒屋、ダイニングバー、ライブ会場スッタフ、ブライダル、相席ラウンジ・・・・

とそれはそれはアルバイトに明け暮れる日々でした。

 

そんな生活を続けているうちに大学の必須単位を取得できず留年が決まり、当然学費の援助をして頂いた親にはこっぴどく叱られ、相談の末に自主退学を選びました。

 

それまでしてきたアルバイトはどの仕事でも人に恵まれ、本当に色んな思い入れがあり正社員で働くことも考えました。しかし何より、迷惑をかけた親を一番に安心させなければとの思いが強く、地元に戻ることを決めました。 

 

地元に帰ることになった私は就職先を探すわけですが、そのときに出会ったのが「介護」という仕事です。知り合いの強い勧めもあり、現在の仕事をはじめました。 

 

 

 

 

と、前置きはこのような感じです。まさに親不孝な息子!

幼少より母子家庭で兄弟もいるので、母親の負担は相当のものだったかと今では思いを寄せられますが、当時の私はまるで自分のことしか考えられませんでした。

 

「介護の仕事」

正直自分が介護の仕事をするなどは全く思ってもみませんでした。

みなさんは、介護と聞くとどんなイメージを持たれていますか?

twitterなんかで「介護」と検索すると、面白いほどド直球な介護へのイメージがみてとれます。

 

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「介護」ツイート検索より

 

私も実際そうでしたが、およそ人生において介護に関わりを持たれていない方にとって、介護のイメージはこういったものが多いようです。もちろんすべてがそうと言っているのではないですよっ!ただ、どうしても介護職の社会的地位や偏見などもありマイナスイメージの払拭は現状むずかしいのかと思っています。

(※「介護」検索中に出てきたツイートには、介護に関わっておられる方の熱いメッセージや、思わずほっこりするような内容のものも多く散見されました)

 

全くと言っていいほど畑違いのところから「介護」の世界に入りましたが、関わることで初めて分かったことばかりで、カルチャーショックを受けました。

この仕事をはじめて早いものでもう3年があっという間に経過していますが、当時のことを思い出しながら介護を始めたときのことを少しずつブログに更新していきたいと思います。